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Ⅴ-(1) 健康診断・ストレスチェック・活性度の指標


※飲酒リスクについて・・・2024年度より集計の定義を変更のため、2023年度以前については非表示
評価:
運動習慣の定着や食行動の改善によりメタボリックシンドローム該当率の減少がみられた。
睡眠について目標値の改善がみられないため、重点テーマとして取り上げている。
また、生活習慣の改善につながるように各セクション毎に健康経営の課題として取り組み
始めた。
健康経営推進室は、2028年度までに目標を達成できるように各セクションをサポートしていく。

測定方法
※アブセンティーイズム病気による休暇の日数を従業員アンケートで聴取
※ワーク・エンゲイジメント
新職業性ストレス簡易調査票①「仕事をしていると、活力がみなぎるように感じる」
②「自分の仕事に誇りを感じる」の2問の平均点
(最低1点~最高4点で、高得点ほど良好な状態を表す)
※プレゼンティーイズム
SPQ(Single-Item Presenteeism Question)東大1項目版を用いて実施。
実測値は、調査に回答した職員の平均値
評価:
体調不良による休暇は減少傾向だが、ワーク・エンゲイジメントの向上まで至っていない。
また、プレゼンティーイズム20%以上の損失割合は増えており課題である。
2025年度、プレゼンティーイズムの損失割合が高いセクションに対し要因の検証を始めた。
2026年度以降は、検証結果を踏まえ現在実施中び対策を見直す予定である。
Ⅴ-(2) 時間外・年次有給休暇取得率

※2014年度以降、延岡健診センター・宇部センター・天神健診センターを開設し増員しました。
評価:
取り組みを始めた当初と比較すると労働時間や有休取得率など改善傾向である。
労働時間は、一定の改善はみられたが、2024年度は足踏み状態である。
セクション別にみると、特に外勤を中心とするセクションが停滞しているため、セクション毎に
施策立案の権限を与え、業務の特性を踏まえた計画を立案し実施している。
2025年度も施策の計画&実施&評価を行っていく。
Ⅴ-(3) 施策全体の効果検証

評価:
全社的な施策と、各セクション別の施策にわけて課題を設定し取り組んでいる。
課題作成の権限を各セクションに与えたことで、より具体的で効果的な計画の作成と実施ができ
職員の満足も上がった。
総評:
労衛研は、ワークライフバランスの推進と生産性の向上を目標に掲げ、各施策を策定し実施している。
導入から2022年度までは健康経営の基本方針や組織構築、2023~2024年度は、課題解決につながる制
度の見直しや新制度導入の準備、2025年度以降は健康経営を始めた当初から実施している企画の見直
し、目標に沿ったものか再検討している。
勤務間インターバル制度の施行導入や特別休暇の新設したすぐではあるが、職員の意識が変わりつつ
あることを実感している。「生きがいを持って元気に働き続けることができる」を実現化できるよう
に、施策の効果検証と新たな課題解決にむけ堅実に進めていく予定である。