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標準体重の±10%(BMI※では18.5以上25未満)が望ましい体重です。
高度の肥満は高血圧、心臓病、糖尿病などの原因になります。適切な食事管理と適度な運動によって適正体重を維持するよう心がけましょう。
※BMI
Body Mass Index の略で下記の式で算出されます。国際的に用いられている体格の指標で、からだの脂肪の量(体脂肪量)と相関があるといわれています。
肥満の判定基準
| BMI | 日本肥満学会 による判定 |
WHO基準 |
| 18.5 未満 18.5 〜 24.9 25.0 〜 29.9 30.0 〜 34.9 35.0 〜 39.9 40.0 以上 |
低体重 普通 肥満(1度) 肥満(2度) 肥満(3度) 肥満(4度) |
低体重 正常 前肥満 I度 II度 III度 |
※ 腹囲 ・・・ 内臓脂肪型肥満の状態を簡易的に検査する目的で、へその高さでお腹の周囲を計測します。
| 《正常範囲》 | |
| 男性 : 〜 84.9 | 女性 : 〜 89.9 |
心臓から全身に血液が送り出されるときに血管の中に加わる圧力を血圧といいます。血圧の高い状態が続けば、脳卒中や心臓病、腎臓病などにかかりやすくなります。
また、血圧が低い場合は自覚症状がなければ特に支障はありません。
高血圧分類表
・尿糖
糖尿病発見の手がかりになります。糖尿病では血糖値が高くなると尿にたくさんの糖が出るようになります。その結果、尿検査では尿糖が陽性を示します。
ただし、食後や激しい運動の後、ストレスなどでも一次的に陽性になる場合があります。また腎性糖尿といって糖尿病でないのに陽性になる場合もあります。尿糖陽性の場合は血糖検査などが必要となります。
| 《正常値》 | 尿糖 : − (陰性) |
・尿蛋白
腎臓の病気を見つける手がかりとなります。腎臓や尿細管などに障害が起きると、尿に余分な蛋白が漏れ、陽性を示します。健康な人でも尿蛋白がわずかに出ることがあり、陽性になる事があります。また激しい運動の後やストレス、女性は生理前に陽性になることがあります。尿蛋白検査だけでは腎臓の病気を判断することはできませんので、陽性になったらさらに詳しい検査が必要となります。
| 《正常値》 | 尿蛋白 : − (陰性) |
・尿潜血
腎臓、尿管、膀胱、尿路(尿の通る管)に何らかの異常があると尿中にわずかに赤血球(血の成分)が含まれることがあり、尿検査では陽性を示します。これを尿潜血といいますが、通常肉眼ではわからない程度の量です。腎臓や尿路系の炎症、または腎臓や尿路の結石、腫瘍などの病気が考えられますが、健康な人でも赤血球がまじることがありますので、陽性反応が出た方はさらに詳しい検査が必要となります。
| 《正常値》 | 潜血 : − (陰性) |
・尿中ウロビリノーゲン
主に肝臓の働きを調べる検査です。肝臓で処理できないほどのビリルビン※が作られたり、肝臓自体に障害があって腸から再吸収されたウロビリノーゲンを処理できなくなると、尿の中にウロビリノーゲンが多く出てきます。肝臓病、発熱、黄疸、がんこな便秘などで陽性を示します。
※ビリルビン … 赤血球の中のヘモグロビン(血色素)からつくられる色素で、多すぎると黄疸を起こすなどの症状をあらわします。
| 《正常値》 | ウロビリノーゲン : ± (正常) |
視力低下は、近視、遠視、乱視などが原因となって起こります。いずれの視力低下でも眼鏡、コンタクトによる矯正が必要かどうかを医師とご相談することをお勧めします。
コンピューター・VDT作業では少なくとも両眼で0.6以上が保持されることが望ましいとされています。
色覚異常には色弱と色盲があります。
色弱の場合、色調は感じますが、ある特定の色に対して感覚が鈍くなります。条件が悪いと色を間違えることがあります。
色盲は先天的に識別する能力が障害された状態をいいます。色盲は全く色がわからない印象を持ちますが、それなりの色覚を持っています。
眼底の血管を、カメラ等で拡大して、動脈硬化の状態や網膜の変化を調べます。身体の中で唯一直接観察できるのが眼底血管です。
眼球内の圧力を測定する検査です。緑内障の診断に欠かせない検査です。
高眼圧(24mmHg以上)、低眼圧(8mmHg以下)になると失明に至る場合があります。
耳にレシーバーをあて、オーディオメーターという測定機器で音を聞き取れるかどうかを調べる検査です。
聴力は加齢とともに低下していきますが、環境の差でも影響を受けます。
特に騒音が激しい職場では耳栓をするなどの防音対策が必要です。また、耳鳴や急激な聴力低下は種々の疾患が疑われる場合があるので自覚症状が顕著な方は耳鼻咽喉科の受診をお勧めします。
体の表面から心臓の動きにより発生する弱電流を検出して心臓の動きを調べる検査です。
不整脈、心肥大、心筋梗塞などがわかります。
超音波検査は体表面から目的とする臓器に向けて超音波を当て、その反射波を映像化して臓器の断層像をみる検査です。腹部エコー検査は肝臓や胆嚢、すい臓、腎臓、脾臓などの腹部臓器の様々な異常を知ることができます。その他、心臓エコー検査、甲状腺エコー検査、乳腺エコー検査、頚部エコー検査も実施しています。
肺の働きを調べる検査で、%肺活量 ≪自分の肺活量が、予測正常肺活量(性別、年齢、身長より算出)に対して何%であるか≫ と、1秒率 ≪1秒間に息を最大どれぐらい吐き出せるか≫ があります。
特に一秒率は、気管支喘息、肺気腫、肺線維症などの病気のときに低下を示します。
| 《正常範囲》 | %肺活量 : 80 %以上 1秒率 : 70 %以上 |
● 血液一般検査
赤血球数やヘモグロビン、ヘマトクリット値による《貧血検査》と、白血球数などによる《感染症・炎症検査》があります。
・赤血球数
| 《正常範囲》 | |
| 男性 : 400 〜 550 ×104/mm3 | 女性 : 360 〜 500 ×104/mm3 |
・ヘモグロビン(血色素量)
| 《正常範囲》 | |
| 男性 : 13.5 〜 17.5 g/dl | 女性 : 11.5 〜 15.5 g/dl |
・ヘマトクリット値
| 《正常範囲》 | |
| 男性 : 40.0 〜 50.0 % | 女性 : 33.0 〜 45.0 % |
・白血球数
| 《正常範囲》 | 男性・女性 : 4000 〜 9000 /m3 |
・血液像
| 《正常範囲》 | |
| 桿状好中球 (Stab) | 〜 10 |
| 分節好中球 (Seg) | 33 〜 70 |
| 好酸球 (Eo) | 〜 5 |
| 好塩基球 (Ba) | 0 〜 2 |
| 単球 (Mo) | 1 〜 10 |
| リンパ球 (Ly) | 22 〜 55 |
・血沈
| 《正常範囲》 | |
| 男性 : 15 mm以下 | 女性 : 20 mm以下 |
● 血液生化学検査
血液中の脂質検査についての検査です。
・総コレステロール
| 《正常範囲》 | 男性・女性 : 130 〜 219 mg/dl |
・HDLコレステロール
| 《正常範囲》 | 男性・女性 : 40 〜 90 mg/dl |
・LDLコレステロール
| 《正常範囲》 | 男性・女性 : 70 〜 139 |
・中性脂肪
| 《正常範囲》 | 男性・女性 : 50 〜 149 mg/dl |
肝臓の異常を調べる検査です。
・GOT(AST) / GPT(ALT)
| 《正常範囲》 | |
| GOT(AST) | 男性・女性 : 40 IU/l以下 |
| GPT(ALT) | 男性・女性 : 35 IU/l以下 |
・γ−GTP
| 《正常範囲》 | |
| 男性 : 70 IU/l以下 | 女性 : 40 IU/l以下 |
・ALP(アルカリフォスフォターゼ)
| 《正常範囲》 | |
| 男性・女性 | 110 〜 350 IU/l または 3.0 〜 10.0 K−AU |
・ZTT(クンケル)
| 《正常範囲》 | 男性・女性 : 4.0 〜 12.0 U |
・総蛋白(TP)
| 《正常範囲》 | 男性・女性 : 6.5 〜 8.2 g/dl |
・アルブミン
| 《正常範囲》 | 男性・女性 : 3.8〜 5.1 g/dl |
・A/G比(アルブミン/グロブリン比)
| 《正常範囲》 | 男性・女性 : 1.2 〜 2.2 |
・総ビリルビン(TB)
| 《正常範囲》 | 男性・女性 : 0.2 〜 1.2 mg/dl |
・LDH(乳酸脱水素酵素)
| 《正常範囲》 | 男性・女性 : 119 〜 229 IU/l |
膵臓の異常を調べる検査です。
・血清アミラーゼ
| 《正常範囲》 | 男性・女性 : 40 〜 120 IU/l |
糖尿病の有無を調べる検査です。
・血糖(空腹時)
| 《正常範囲》 | 男性・女性 : 60 〜 109 mg/dl |
・HbA1c
| 《正常範囲》 | 男性・女性 : 4.3 〜 5.8 % |
腎臓病の有無を調べる検査です。
・クレアチニン
| 《正常範囲》 | |
| 男性 : 0.40 〜 1.09 mg/dl | 女性 : 0.40 〜 0.79 mg/dl |
・尿素窒素(BUN)
| 《正常範囲》 | 男性・女性 : 8.0 〜 22.0 mg/dl |
・尿 酸(UA)
| 《正常範囲》 | 男性・女性 : 2.0 〜 7.0 mg/dl |
● がん検診
【喀痰細胞診検査】
痰を採取・分析し、肺における悪性細胞の有無を調べます。
【胸部X線検査】
胸部をレントゲン撮影し、現像されたフィルムを熟練した医師が見て、診断します。
また肺がん以外にも、肺炎や肺結核、慢性気管支炎、肺気腫などその他の肺の病気や、心臓肥大、大動脈硬化症などといった心臓の病気の発見にも役立ちます。
【胃部X線検査- 胃透視】
バリウムを飲み、食道・胃・十二指腸を造影し、テレビモニターで観察すると同時にX線撮影をして、臓器の形の変化や異常(がんや炎症・潰瘍・ポリープなど)を診断します。異常な部位はフィルムには影として映るため「要精密検査」となり、内視鏡検査などの詳しい検査が必要となります。
【胃内視鏡検査】
内視鏡はファイバースコープとも呼ばれ、直径1cm程度の柔らかい材質でできている管の先にレンズをつけたものです。これを口から入れて食道や胃・十二指腸の内部を直接観察したり、病変部をカメラで撮影して診断したり、さらには病変部の細胞を採取・分析してがん細胞の有無を診断します。
【便潜血検査】
消化管からの出血の有無を調べる検査です。少量の便を自己採取していただき、便の中に血液があるかを化学的に調べます。各消化管にがんや潰瘍・炎症などの異常がある場合、出血を伴うことがあります。
「陽性」の場合は、さらに詳しい検査が必要となります。
【大腸X線検査 - 大腸透視】
肛門からバリウムを注入し、大腸や直腸を造影し、テレビモニターで観察すると同時にX線撮影をして、臓器の形の変化や異常(がんや炎症、潰瘍、ポリープなど)を診断します。異常な部位はフィルムには影として映るため「要精密検査」となり、内視鏡検査などの詳しい検査が必要となります。
【大腸内視鏡検査】
肛門から内視鏡(ファイバースコープ)を入れて大腸や直腸の内部を直接観察したり、病変部をカメラで撮影して診断したり、さらには病変部の細胞を採取・分析してがん細胞の有無を診断します。
【内 診】
子宮が大きくなっていないか、卵巣が腫れていないか、腟や勁管に異常はないかなどを診察します。子宮筋腫や卵巣の腫瘍、勁管ポリープなどの発見にも有効な検査です。
【細胞診】
子宮の頚部(入口)の細胞を綿棒やヘラで擦り取って採取し、がん細胞があるかを化学的に分析・検査します。また、腟炎やびらん、ポリープなどの診断にも有効な検査です。
【コルポスコープ検査】
コルポスコープという拡大鏡で腟内の病変部位を観察します。
【診 察】
乳房にひきつれやくぼみ・しこりがないか、リンパ節が腫れていないかなどを医師が視診・触診で調べる検査です。乳がんの早期発見につながります。
しこりには良性・悪性があるので、しこりがある場合は専門の医療機関(外科)で精密検査を受けることをお勧めします。また自己検診ができますので毎月1回は自分で乳房のチェックを行いましょう。
【超音波検査 - エコー】
乳房内に向けて超音波を当て、その反射波を映像化して乳房の断層像を調べます。がん以外にも乳腺症やのう腫の診断もできます。
【マンモグラフィー】
乳房をはさむようにしてX線撮影を行う検査です。触診ではわかりにくい小さなしこりを発見することができます。
DEXA法という微量の放射線を用いて、利き腕と反対の前腕骨の密度を測定します。同年代平均値との比較と骨密度のピーク時値との比較において評価します。