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健康診断結果の見方
目次

参照したい項目名をクリックして下さい。

● 身体計測(肥満度)

標準体重の±10%(BMI※では18.5以上25未満)が望ましい体重です。
高度の肥満は高血圧、心臓病、糖尿病などの原因になります。適切な食事管理と適度な運動によって適正体重を維持するよう心がけましょう。

※BMI
Body Mass Index の略で下記の式で算出されます。国際的に用いられている体格の指標で、からだの脂肪の量(体脂肪量)と相関があるといわれています。

標準体重の求め方
標準体重kg=22×身長m×身長m
肥満度の求め方
肥満度%=(体重kg−標準体重kg)/標準体重kg×100
BMI指数の求め方
BMI指数=体重kg÷身長m÷身長m

肥満の判定基準

BMI

日本肥満学会
による判定
WHO基準
18.5 未満
18.5 〜 24.9
25.0 〜 29.9
30.0 〜 34.9
35.0 〜 39.9
40.0 以上
低体重
普通
肥満(1度)
肥満(2度)
肥満(3度)
肥満(4度)
低体重
正常
前肥満
I度
II度
III度

※ 腹囲 ・・・ 内臓脂肪型肥満の状態を簡易的に検査する目的で、へその高さでお腹の周囲を計測します。

《正常範囲》
男性 : 〜 84.9 女性 : 〜 89.9

● 血圧測定

心臓から全身に血液が送り出されるときに血管の中に加わる圧力を血圧といいます。血圧の高い状態が続けば、脳卒中や心臓病、腎臓病などにかかりやすくなります。
また、血圧が低い場合は自覚症状がなければ特に支障はありません。

高血圧分類表

● 尿検査

尿糖

糖尿病発見の手がかりになります。糖尿病では血糖値が高くなると尿にたくさんの糖が出るようになります。その結果、尿検査では尿糖が陽性を示します。
ただし、食後や激しい運動の後、ストレスなどでも一次的に陽性になる場合があります。また腎性糖尿といって糖尿病でないのに陽性になる場合もあります。尿糖陽性の場合は血糖検査などが必要となります。

《正常値》 尿糖 : − (陰性)

尿蛋白

腎臓の病気を見つける手がかりとなります。腎臓や尿細管などに障害が起きると、尿に余分な蛋白が漏れ、陽性を示します。健康な人でも尿蛋白がわずかに出ることがあり、陽性になる事があります。また激しい運動の後やストレス、女性は生理前に陽性になることがあります。尿蛋白検査だけでは腎臓の病気を判断することはできませんので、陽性になったらさらに詳しい検査が必要となります。

《正常値》 尿蛋白 : − (陰性)

尿潜血

腎臓、尿管、膀胱、尿路(尿の通る管)に何らかの異常があると尿中にわずかに赤血球(血の成分)が含まれることがあり、尿検査では陽性を示します。これを尿潜血といいますが、通常肉眼ではわからない程度の量です。腎臓や尿路系の炎症、または腎臓や尿路の結石、腫瘍などの病気が考えられますが、健康な人でも赤血球がまじることがありますので、陽性反応が出た方はさらに詳しい検査が必要となります。

《正常値》 潜血 : − (陰性)

尿中ウロビリノーゲン

主に肝臓の働きを調べる検査です。肝臓で処理できないほどのビリルビン※が作られたり、肝臓自体に障害があって腸から再吸収されたウロビリノーゲンを処理できなくなると、尿の中にウロビリノーゲンが多く出てきます。肝臓病、発熱、黄疸、がんこな便秘などで陽性を示します。

※ビリルビン … 赤血球の中のヘモグロビン(血色素)からつくられる色素で、多すぎると黄疸を起こすなどの症状をあらわします。

《正常値》 ウロビリノーゲン : ± (正常)

● 視力検査

視力低下は、近視、遠視、乱視などが原因となって起こります。いずれの視力低下でも眼鏡、コンタクトによる矯正が必要かどうかを医師とご相談することをお勧めします。
コンピューター・VDT作業では少なくとも両眼で0.6以上が保持されることが望ましいとされています。

● 色覚検査

色覚異常には色弱と色盲があります。
色弱の場合、色調は感じますが、ある特定の色に対して感覚が鈍くなります。条件が悪いと色を間違えることがあります。
色盲は先天的に識別する能力が障害された状態をいいます。色盲は全く色がわからない印象を持ちますが、それなりの色覚を持っています。

● 眼底検査

眼底の血管を、カメラ等で拡大して、動脈硬化の状態や網膜の変化を調べます。身体の中で唯一直接観察できるのが眼底血管です。

● 眼圧検査

眼球内の圧力を測定する検査です。緑内障の診断に欠かせない検査です。
高眼圧(24mmHg以上)、低眼圧(8mmHg以下)になると失明に至る場合があります。

● 聴力検査

耳にレシーバーをあて、オーディオメーターという測定機器で音を聞き取れるかどうかを調べる検査です。
聴力は加齢とともに低下していきますが、環境の差でも影響を受けます。
特に騒音が激しい職場では耳栓をするなどの防音対策が必要です。また、耳鳴や急激な聴力低下は種々の疾患が疑われる場合があるので自覚症状が顕著な方は耳鼻咽喉科の受診をお勧めします。

● 心電図検査

体の表面から心臓の動きにより発生する弱電流を検出して心臓の動きを調べる検査です。
不整脈、心肥大、心筋梗塞などがわかります。

● 超音波検査

超音波検査は体表面から目的とする臓器に向けて超音波を当て、その反射波を映像化して臓器の断層像をみる検査です。腹部エコー検査は肝臓や胆嚢、すい臓、腎臓、脾臓などの腹部臓器の様々な異常を知ることができます。その他、心臓エコー検査、甲状腺エコー検査、乳腺エコー検査、頚部エコー検査も実施しています。

● 肺機能検査

肺の働きを調べる検査で、%肺活量 ≪自分の肺活量が、予測正常肺活量(性別、年齢、身長より算出)に対して何%であるか≫ と、1秒率 ≪1秒間に息を最大どれぐらい吐き出せるか≫ があります。
特に一秒率は、気管支喘息、肺気腫、肺線維症などの病気のときに低下を示します。

《正常範囲》 %肺活量 : 80 %以上
1秒率   : 70 %以上

● 血液一般検査

赤血球数やヘモグロビン、ヘマトクリット値による《貧血検査》と、白血球数などによる《感染症・炎症検査》があります。

● 貧血検査

赤血球数

《意味・目的》
赤血球は血液中において、身体の中の細胞に酸素を運び、炭酸ガスを持ち去る「ガス交換作用」という大切な働きをしています。赤血球数が少なくなると細胞が酸欠状態になり、貧血症状を起こすことになります。また、多すぎると血の流れが悪くなり、血管が詰まりやすくなります。
《正常範囲》
男性 : 400 〜 550 ×104/mm3 女性 : 360 〜 500 ×104/mm3

ヘモグロビン(血色素量)

《意味・目的》
赤血球に含まれるたんぱくの一種で、血の赤さのもとです。ヘモグロビンの原料は主に鉄分で、鉄分の摂取不足によって「鉄欠乏性貧血」などを引き起こします
《正常範囲》
男性 : 13.5 〜 17.5 g/dl 女性 : 11.5 〜 15.5 g/dl

ヘマトクリット値

《意味・目的》
赤血球などの血球が血液中に占める割合がヘマトクリット値です。少なすぎると貧血が、多すぎると多血症や脱水症状が疑われます。
《正常範囲》
男性 : 40.0 〜 50.0 % 女性 : 33.0 〜 45.0 %

● 感染症・炎症検査

白血球数

《意味・目的》
白血球は体の中に細菌や異物が侵入すると、それらを無毒化する働きを持っています。白血球が増えると体のどこかに炎症があったり、細菌やウィルスが入って病気を起こしている可能性があります。
《正常範囲》 男性・女性 : 4000 〜 9000 /m3

血液像

《意味・目的》
白血球の種類を調べる検査です。白血球は、大きく分けると好中球、好酸球、好塩基球、単球、リンパ球の5つに分類されます。なかでも好中球と単球は体内に侵入してきた細菌などを消化・分解し無毒化する働きをしています。リンパ球は免疫、防御反応に関わって、体を外敵から守っています。どの白血球が増減しているかによって、異常の診断を行うことができます。
《正常範囲》
桿状好中球 (Stab) 〜 10
分節好中球 (Seg) 33 〜 70
好酸球 (Eo) 〜 5
好塩基球 (Ba) 0 〜 2
単球 (Mo) 1 〜 10
リンパ球 (Ly) 22 〜 55

血沈

《意味・目的》
炎症やガン、結核、貧血などの異常の存在を調べる検査です。
《正常範囲》
男性 : 15 mm以下 女性 : 20 mm以下

● 血液生化学検査

● 脂質検査

血液中の脂質検査についての検査です。

総コレステロール

《意味・目的》
血管の強化・維持に重要な役割を果たしています。また、各ホルモンや消化酵素を作る材料となりますから、人体になくてはならないものです。しかし、多すぎると動脈硬化症などの生活習慣病(成人病)の原因になります。
《正常範囲》 男性・女性 : 130 〜 219 mg/dl

HDLコレステロール

《意味・目的》
コレステロールの中に含まれるリポ蛋白の一種で、主に血管壁にへばりついた悪玉コレステロール(LDLコレステロール)を取り除き、動脈硬化を防ぐ役割があることから、善玉コレステロールと呼ばれています。これは適度のアルコール摂取と有酸素運動(歩行など)によって増加し、逆に喫煙や肥満、運動不足によって減少します。
《正常範囲》 男性・女性 : 40 〜 90 mg/dl

LDLコレステロール

《意味・目的》
悪玉コレステロールと呼ばれ、血管壁や組織へコレステロールを運び込む働きをしますが、過剰に蓄積すると動脈硬化の原因となります。
《正常範囲》 男性・女性 : 70 〜 139

中性脂肪

《意味・目的》
主に身体を動かすエネルギーとして血液中や皮下脂肪内に存在しています。各臓器や組織の維持にも重要な役割を果たしています。食事によって体内に入りますが、摂り過ぎてエネルギーとして使われなかった中性脂肪は、皮下脂肪や内臓脂肪に蓄積され、肥満の元となります。
また、コレステロールと同様に血管壁にもへばりついて、動脈硬化の原因ともなります。中性脂肪を適正に保つためには、正しい食生活と適度な運動が不可欠です。
《正常範囲》 男性・女性 : 50 〜 149 mg/dl

● 肝機能検査

肝臓の異常を調べる検査です。

GOT(AST) / GPT(ALT)

《意味・目的》
肝機能検査の代表的なものです。GOTは心臓に一番多く含まれ、ついで肝臓、骨格筋に多く含まれている酵素です。また、GPTは特に肝臓に多く含まれている酵素です。これらの臓器(肝臓、心臓、骨格筋など)に障害が起こり細胞が壊れると、酵素は血液の中に多く流れ出るため、値が上昇します。
  • GOT値が高いときに疑われる病気及び原因
    心筋梗塞・筋疾患、激しい運動 など
  • GOTとGPT値が高いときに疑われる病気
    急性肝炎、慢性肝炎、脂肪肝、肝硬変、肝臓がん など
《正常範囲》
GOT(AST) 男性・女性 : 40 IU/l以下
GPT(ALT) 男性・女性 : 35 IU/l以下

γ−GTP

《意味・目的》
肝臓や胆道に障害があると血液中の値が上昇してくるので、肝臓病発見の手がかりになります。アルコール常飲者では高値を示す特徴があるため、アルコール性の肝臓障害を見つける指標にもなります
  • γ−GTP値が高いときに疑われる病気
    急性肝炎、アルコール性肝機能障害、肝臓がん、閉塞性黄疸など
《正常範囲》
男性 : 70 IU/l以下 女性 : 40 IU/l以下

ALP(アルカリフォスフォターゼ)

《意味・目的》
ほとんどの臓器に含まれている酵素です。血液中のALPは主に肝臓や骨、骨盤、小腸から流れ出たもので、肝臓を経て胆汁の中に排泄されます。これらの臓器に異常があると血液中に多く流れ出てきます。
肝機能や黄疸の鑑別、また骨の新生状態や骨盤の機能などを調べることができます。
《正常範囲》
男性・女性 110 〜 350 IU/l
または
3.0 〜 10.0 K−AU

ZTT(クンケル)

《意味・目的》
血液中の蛋白質の性質を調べる検査で、膠質検査と呼ばれている検査の一つです。肝臓のダメージの程度を調べるのに有効な検査です。
  • 高いとき疑われる病気
    慢性肝炎、肝硬変、膠原病、肺結核、骨髄腫 など
  • 低いとき疑われる病気
    悪性高血圧、転移性がん、糖尿病、慢性感染症 など
《正常範囲》 男性・女性 : 4.0 〜 12.0 U

総蛋白(TP)

《意味・目的》
血液(血清)中に含まれる蛋白質の総量です。肝臓や腎臓の機能や栄養状態が悪くなると値が大きく変動します。
  • 高いとき疑われる病気
    慢性肝炎、肝硬変、悪性腫瘍、脱水症、高たんぱく血症 など
  • 低いとき疑われる病気
    肝臓障害、ネフローゼ症候群、栄養失調、低たんぱく血症 など
《正常範囲》 男性・女性 : 6.5 〜 8.2 g/dl

アルブミン

《意味・目的》
血液(血清)中に含まれる蛋白質の1/2以上を占める成分で、肝臓だけでつくられる物質です。そのため肝臓に障害が起こっている場合、アルブミン値は低下します。総蛋白の異常値だけではわからない異常を調べることができます。
  • アルブミン値が低いときに疑われる病気
    肝臓障害、ネフローゼ症候群、炎症、悪性腫瘍 など
《正常範囲》 男性・女性 : 3.8〜 5.1 g/dl

A/G比(アルブミン/グロブリン比)

《意味・目的》
血液(血清)中に含まれる蛋白質は主にアルブミンとグロブリンという成分から構成されています。それぞれの増減によって比率は変動し、変動の大きさによって肝臓や様々な病気を発見することができます。特に肝臓などの異常によってアルブミンが増加し、グロブリンが低下するため、A/G比は低下します。
  • A/G値が低いときに疑われる病気
    肝臓障害、ネフローゼ症候群、炎症、悪性腫瘍 など
《正常範囲》 男性・女性 : 1.2 〜 2.2

総ビリルビン(TB)

《意味・目的》
赤血球中のヘモグロビンからつくられる色素です。肝臓や胆管などに異常が生じると血液中に多く流れ出し、皮膚が黄色に変色する「黄疸」を引き起こします。
  • A/G値が低いときに疑われる病気
    肝臓病、黄疸、胆石 など
《正常範囲》 男性・女性 : 0.2 〜 1.2 mg/dl

LDH(乳酸脱水素酵素)

《意味・目的》
LDHは糖がエネルギーに変わるときに働く酵素で、からだ中の細胞に存在しています。そのためどの臓器に障害が起こっても異常値を示します。特に肝臓や心臓の筋肉、骨格筋の組織が破壊されたときに高値を示します。ただし、運動や、女性では妊娠によっても上昇します。
  • LDH値が高いときに疑われる病気
    急性肝炎、がん、心筋梗塞 など
《正常範囲》 男性・女性 : 119 〜 229 IU/l

● 膵機能検査

膵臓の異常を調べる検査です。

血清アミラーゼ

《意味・目的》
膵臓や唾液腺から分泌される消化酵素で、膵臓に最も多く存在します。膵臓に何らかの障害があるとアミラーゼが尿や血液に流れ出し、高値を示します。
  • 高いときに疑われる病気
    急性膵炎、急性胆嚢炎、急性虫垂炎 など
  • 低いときに疑われる病気
    流行性・中毒性肝炎、肝硬変 など
《正常範囲》 男性・女性 : 40 〜 120 IU/l

● 糖代謝検査

糖尿病の有無を調べる検査です。

血糖(空腹時)

《意味・目的》
一般に血液中のブドウ糖の事を血糖といい、からだをつくっている色々な組織細胞のエネルギー源となる物質です。過食や肥満、運動不足などによって過剰な血糖が体内に溜まり、糖尿病を引き起こします。
  • 高いときに疑われる病気
    糖尿病・二次性の糖代謝異常(急性膵炎・膵臓ガン)など
  • 低いときに疑われる病気
    高インスリン血症、脂肪肝、肝硬変
《正常範囲》 男性・女性 : 60 〜 109 mg/dl

HbA1c

《意味・目的》
赤血球中のヘモグロビンAと糖が結合した物質で、過去1〜2ヶ月間の血糖の状態を調べる検査です。特に糖尿病のコントロール状態を把握するのに有効です。
《正常範囲》 男性・女性 : 4.3 〜 5.8 %

● 腎機能検査

腎臓病の有無を調べる検査です。

クレアチニン

《意味・目的》
体内で蛋白質を代謝するときの最終産物で、腎臓から排泄されます。
腎臓の機能が低下すると、排泄されず血液中に残ってしまい、値が高くなります。
  • 高いときに疑われる病気
    腎不全、うっ血性心不全 など
  • 低いときに疑われる病気
    筋ジストロフィー、尿崩症 など
《正常範囲》
男性 : 0.40 〜 1.09 mg/dl 女性 : 0.40 〜 0.79 mg/dl

尿素窒素(BUN)

《意味・目的》
クレアチニン同様、蛋白質代謝の最終産物で、腎臓に異常をきたすと尿として排泄されず血液中に残り、値が高くなります
  • 高いときに疑われる病気
    腎臓疾患、心不全、糖尿病 など
  • 低いときに疑われる病気
    中毒性肝炎、妊娠後期 など
《正常範囲》 男性・女性 : 8.0 〜 22.0 mg/dl

尿 酸(UA)

《意味・目的》
体内の細胞の燃えカスで、プリン体という物質でできており、尿として排泄されますが、腎臓に異常をきたすと体内に残り、これが尿酸塩という細かいガラス状物質となって足の親指の付け根や関節に引っかかり、炎症を起こして「痛風発作」を引き起こします。
  • 高いときに疑われる病気
    痛風、高血圧、腎炎、腎結石 など
《正常範囲》 男性・女性 : 2.0 〜 7.0 mg/dl

● がん検診

● 肺がん

【喀痰細胞診検査】
痰を採取・分析し、肺における悪性細胞の有無を調べます。

【胸部X線検査】
胸部をレントゲン撮影し、現像されたフィルムを熟練した医師が見て、診断します。
また肺がん以外にも、肺炎や肺結核、慢性気管支炎、肺気腫などその他の肺の病気や、心臓肥大、大動脈硬化症などといった心臓の病気の発見にも役立ちます。

● 胃がん

【胃部X線検査- 胃透視】
バリウムを飲み、食道・胃・十二指腸を造影し、テレビモニターで観察すると同時にX線撮影をして、臓器の形の変化や異常(がんや炎症・潰瘍・ポリープなど)を診断します。異常な部位はフィルムには影として映るため「要精密検査」となり、内視鏡検査などの詳しい検査が必要となります。

【胃内視鏡検査】
内視鏡はファイバースコープとも呼ばれ、直径1cm程度の柔らかい材質でできている管の先にレンズをつけたものです。これを口から入れて食道や胃・十二指腸の内部を直接観察したり、病変部をカメラで撮影して診断したり、さらには病変部の細胞を採取・分析してがん細胞の有無を診断します。

● 大腸がん

【便潜血検査】
消化管からの出血の有無を調べる検査です。少量の便を自己採取していただき、便の中に血液があるかを化学的に調べます。各消化管にがんや潰瘍・炎症などの異常がある場合、出血を伴うことがあります。
「陽性」の場合は、さらに詳しい検査が必要となります。

【大腸X線検査 - 大腸透視】
肛門からバリウムを注入し、大腸や直腸を造影し、テレビモニターで観察すると同時にX線撮影をして、臓器の形の変化や異常(がんや炎症、潰瘍、ポリープなど)を診断します。異常な部位はフィルムには影として映るため「要精密検査」となり、内視鏡検査などの詳しい検査が必要となります。

【大腸内視鏡検査】
肛門から内視鏡(ファイバースコープ)を入れて大腸や直腸の内部を直接観察したり、病変部をカメラで撮影して診断したり、さらには病変部の細胞を採取・分析してがん細胞の有無を診断します。

● 子宮がん(婦人科)

【内 診】
子宮が大きくなっていないか、卵巣が腫れていないか、腟や勁管に異常はないかなどを診察します。子宮筋腫や卵巣の腫瘍、勁管ポリープなどの発見にも有効な検査です。

【細胞診】
子宮の頚部(入口)の細胞を綿棒やヘラで擦り取って採取し、がん細胞があるかを化学的に分析・検査します。また、腟炎やびらん、ポリープなどの診断にも有効な検査です。

【コルポスコープ検査】
コルポスコープという拡大鏡で腟内の病変部位を観察します。

● 乳がん(婦人科)

【診 察】
乳房にひきつれやくぼみ・しこりがないか、リンパ節が腫れていないかなどを医師が視診・触診で調べる検査です。乳がんの早期発見につながります。
しこりには良性・悪性があるので、しこりがある場合は専門の医療機関(外科)で精密検査を受けることをお勧めします。また自己検診ができますので毎月1回は自分で乳房のチェックを行いましょう。

【超音波検査 - エコー】
乳房内に向けて超音波を当て、その反射波を映像化して乳房の断層像を調べます。がん以外にも乳腺症やのう腫の診断もできます。

【マンモグラフィー】
乳房をはさむようにしてX線撮影を行う検査です。触診ではわかりにくい小さなしこりを発見することができます。

● 骨粗鬆症健診

DEXA法という微量の放射線を用いて、利き腕と反対の前腕骨の密度を測定します。同年代平均値との比較と骨密度のピーク時値との比較において評価します。

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