個人のお客様
健康診断結果


判定の見方
A | 異常なし | 今回の健診では特に異常ありません。 |
---|---|---|
B | ほぼ正常 | わずかに所見を認めますが、特に心配ありません。 |
C | 経過観察 | 生活習慣を見直し、次回の定期健診で経過を見てください。 |
D | 要二次検査 | 二次検査を受けてください。 |
E | 要受診 | 精密検査、または治療が必要です。医師にご相談ください。 |
F | 治療中 | 主治医による定期的な検査・治療を継続してください。 |
G | 治療中 (要医師相談) |
異常が認められますので、早めに主治医にご相談ください。 |
健康診断検査項目
- 胸部X線
胸部をレントゲン撮影し、現像されたフィルムを熟練した医師が見て、診断します。
また肺がん以外にも、肺炎や肺結核、慢性気管支炎、肺気腫などその他の肺の病気や、心臓肥大、大動脈硬化症などといった心臓の病気の発見にも役立ちます。
- 喀痰
痰を採取・分析し、肺における悪性細胞の有無を調べます。
- 心電図
体の表面から心臓の動きにより発生する弱電流を検出して心臓の動きを調べる検査です。
不整脈、心肥大、心筋梗塞などがわかります。
- 心拍数
成人の場合、1分間に60~100回がひとつの目安です。
- 胃部X線
バリウムを飲み、食道・胃・十二指腸を造影し、テレビモニターで観察すると同時にX線撮影をして、臓器の形の変化や異常(がんや炎症・潰瘍・ポリープなど)を診断します。異常な部位はフィルムには影として映るため「要精密検査」となり、内視鏡検査などの詳しい検査が必要となります。
- 検便(便潜血検査)
消化管からの出血の有無を調べる検査です。少量の便を自己採取していただき、便の中に血液があるかを化学的に調べます。
各消化管にがんや潰瘍・炎症などの異常がある場合、出血を伴うことがあります。 「陽性」の場合は、さらに詳しい検査が必要となります。
- 眼底
眼底の血管を、カメラ等で拡大して、動脈硬化の状態や網膜の変化を調べます。身体の中で唯一直接観察できるのが眼底血管です。
- 腹部超音波
超音波検査は体表面から目的とする臓器に向けて超音波を当て、その反射波を映像化して臓器の断層像をみる検査です。
腹部エコー検査は肝臓や胆嚢、すい臓、腎臓、脾臓などの腹部臓器の様々な異常を知ることができます。
その他、心臓エコー検査、甲状腺エコー検査、乳腺エコー検査、頚部エコー検査も実施しています。
- 婦人科
【子宮】
・子宮頸がん検査
・HPV検査
・診察・その他所見
【乳房】
・触診
乳房にひきつれやくぼみ・しこりがないか、リンパ節が腫れていないかなどを医師が視診・触診で調べる検査です。乳がんの早期発見につながります。しこりには良性・悪性があるので、しこりがある場合は専門の医療機関(外科)で精密検査を受けることをお勧めします。また自己検診ができますので毎月1回は自分で乳房のチェックを行いましょう。
・乳エコー
乳房内に向けて超音波を当て、その反射波を映像化して乳房の断層像を調べます。がん以外にも乳腺症やのう腫の診断もできます。
・X線マンモグラフィ
乳房をはさむようにしてX線撮影を行う検査です。触診ではわかりにくい小さなしこりを発見することができます。
- 身体測定
身長、体重、腹囲を測定し、現在の肥満度、標準体重、BMI、体脂肪率を出します。
・BMIとはBody Mass Index の略で下記の式で算出されます。国際的に用いられている体格の指標で、からだの脂肪の量(体脂肪量)と相関があるといわれています。
BMI指数 = 体重kg ÷ 身長m ÷ 身長m
・BMIから見た肥満の判定
BMI 値 日本肥満学会による判定 WHO基準 18.5 未満 低体重 低体重 18.5 ~ 24.9 普通 正常 25.0 ~ 29.9 肥満 (1度) 前肥満 30.0 ~ 34.9 肥満 (2度) I 度 35.0 ~ 39.9 肥満 (3度) II 度 40.0 以上 肥満 (4度) III 度
・体脂肪率と肥満度の関係
肥満度は、その人の肥満の程度を示す目安となるもので、皮下脂肪厚(上腕背側部と肩甲骨下部)から体脂肪率(身体に占める脂肪の割合:%fat)で推定することでわかります。体脂肪率が男性で20%、女性で30%を超えると肥満と判定されます。
成人男性 成人女性 普通 ~20.0 ~ 30.0 軽度の肥満 20.1 ~ 25.0 30.1 ~ 35.0 中程度の肥満 25.1 ~ 30.0 35.1 ~ 40.0 高度の肥満 30.1 ~ 40.1 ~ - 視力
視力低下は、近視、遠視、乱視などが原因となって起こります。
いずれの視力低下でも眼鏡、コンタクトによる矯正が必要かどうかを医師とご相談することをお勧めします。
コンピューター・VDT作業では少なくとも両眼で0.6以上が保持されることが望ましいとされています。
- 聴力
耳にレシーバーをあて、オーディオメーターという測定機器で音を聞き取れるかどうかを調べる検査です。
聴力は加齢とともに低下していきますが、環境の差でも影響を受けます。 特に騒音が激しい職場では耳栓をするなどの防音対策が必要です。
また、耳鳴や急激な聴力低下は種々の疾患が疑われる場合があるので自覚症状が顕著な方は耳鼻咽喉科の受診をお勧めします。
- 血圧
心臓から全身に血液が送り出されるときに血管の中に加わる圧力を血圧といいます。
血圧の高い状態が続けば、脳卒中や心臓病、腎臓病などにかかりやすくなります。
また、血圧が低い場合は自覚症状がなければ特に支障はありません。
- 尿検査
・尿糖
糖尿病発見の手がかりになります。糖尿病では血糖値が高くなると尿にたくさんの糖が出るようになります。その結果、尿検査では尿糖が陽性を示します。 ただし、食後や激しい運動の後、ストレスなどでも一次的に陽性になる場合があります。また腎性糖尿といって糖尿病でないのに陽性になる場合もあります。尿糖陽性の場合は血糖検査などが必要となります。
正常値
尿糖: - (陰性)
・尿蛋白
腎臓の病気を見つける手がかりとなります。腎臓や尿細管などに障害が起きると、 尿に余分な蛋白が漏れ、陽性を示します。健康な人でも尿蛋白がわずかに出ることがあり、陽性になる事があります。また激しい運動の後やストレス、女性は生 理前に陽性になることがあります。尿蛋白検査だけでは腎臓の病気を判断することはできませんので、陽性になったらさらに詳しい検査が必要となります。
・尿中ウロビリノーゲン
主に肝臓の働きを調べる検査です。肝臓で処理できないほどのビリルビン※が作られたり、肝臓自体に障害があって腸から再吸収されたウロビリノーゲンを処理できなくなると、尿の中にウロビリノーゲンが多く出てきます。肝臓病、発熱、黄疸、がんこな便秘などで陽性を示します。
・尿潜血
腎臓、尿管、膀胱、尿路(尿の通る管)に何らかの異常があると尿中にわずかに赤血球(血の成分)が含まれることがあり、尿検査では陽性を示します。これを尿潜血といいますが、通常肉眼ではわからない程度の量です。腎臓や尿路系の炎症、または腎臓や尿路の結石、腫瘍などの病気が考えられますが、健康な人でも赤血球がまじることがありますので、陽性反応が出た方はさらに詳しい検査が必要となります。
腎臓の病気を見つける手がかりとなります。腎臓や尿細管などに障害が起きると、 尿に余分な蛋白が漏れ、陽性を示します。健康な人でも尿蛋白がわずかに出ることがあり、陽性になる事があります。また激しい運動の後やストレス、女性は生 理前に陽性になることがあります。尿蛋白検査だけでは腎臓の病気を判断することはできませんので、陽性になったらさらに詳しい検査が必要となります。
- 正常値
- 尿蛋白: - (陰性)
・尿中ウロビリノーゲン
主に肝臓の働きを調べる検査です。肝臓で処理できないほどのビリルビン※が作られたり、肝臓自体に障害があって腸から再吸収されたウロビリノーゲンを処理できなくなると、尿の中にウロビリノーゲンが多く出てきます。肝臓病、発熱、黄疸、がんこな便秘などで陽性を示します。
- 正常値
- ウロビリノーゲン: ± (正常)
・尿潜血
腎臓、尿管、膀胱、尿路(尿の通る管)に何らかの異常があると尿中にわずかに赤血球(血の成分)が含まれることがあり、尿検査では陽性を示します。これを尿潜血といいますが、通常肉眼ではわからない程度の量です。腎臓や尿路系の炎症、または腎臓や尿路の結石、腫瘍などの病気が考えられますが、健康な人でも赤血球がまじることがありますので、陽性反応が出た方はさらに詳しい検査が必要となります。
- 正常値
- 潜血: - (陰性)